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天安門事件学生運動支持者、趙紫陽氏を追悼、今年は特に警備強化 

2016年04月01日

【新唐人2016年4月1日】

 

27年前に起きた天安門事件で、学生の民主化運動への武力弾圧に反対し、失脚した趙紫陽(ちょう しよう)元総書記を追悼するため、毎年各地から多くの人が4月の「清明節(せいめいせつ)」(先祖祭)に北京を訪れます。北京はこの時期になると保安警察の警備が厳しさを増します。

 

河北省や東北から来る人権活動家の李鳳華(り ほうか)氏、趙雲(ちょう うん)氏、王清臣(おう せいじん)氏、趙振甲(ちょう しんこう)氏等7人は例年より早めに、3月29日に趙氏の自宅を訪ね、横断幕を掲げ、写真撮影を素早く行ったことで、警察からの阻止を避けられました。

 

人権活動家 李鳳華氏

「今年は特に違います。指紋、手のひら、唾液 DNA、身長、360度全身録画を取られます。毎年は趙氏の自宅に接近させてくれません。今年は日にちを早めたので、大丈夫でした。今日はもうダメです」

 

彼らは毎年追悼に訪れます。

 

人権活動家 李鳳華氏

「政治改革者に対する追悼、我々が今 心の中にある期待、天安門事件の学生らを偲ぶ、政府の強圧的な制御、厳しい監視とコントロールに対する抵抗を表しています」

 

その後、北京青年・楊佳(やん じゃ)氏の墓参りをしました。楊氏は2008年7月、警察を刺し殺した形で自己の意思表示をし、死刑に処されました。この事件で、社会全体が改めるべきものについて考えさせられました。

 

人権活動家 趙雲氏

「楊佳は我々にとっては殺人犯ではありません。民が高官の暴君的な強圧に対する最も直接的な宣告でしょう」

 

ラジオ・フリー・アジア(RFA)の報道によると、「清明節」に近づくにつれて北京当局の緊張度も高まり、「天安門の母」のメンバー、張先玲(ちょう せんれい)氏は3月30日、香港の友人との面会が禁止され、私服警察に監視されています。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/31/a1260283.html (中国語)     

(翻訳/王大同 ナレーター/真彌 映像編集/李)

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